競技力向上!筋膜リリースの効果 ‐ 横須賀整体スタジオ|背中のハリ・腰痛に効く整体院
近頃、筋膜リリースという言葉がだいぶメジャーになってきました。筋膜に関する日本語の書籍も今ではたくさん出版されています。私が10年ぐらい前に筋膜リリースに興味を持ったときは、なかなか情報が手に入りにくく知識欲が悶々としていたものでした。
筋膜リリースの効果
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筋出力が上がるので、身体が軽くなります。
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正座できない、股関節が硬いなどの関節可動域の改善
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猫背などの姿勢の改善
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膝の痛みや腰の痛みなどの症状の改善
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肩甲骨の動き改善で肩こり解消
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お腹のリリースで便秘なども解消することもあります。
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血液・リンパ液など体液循環の改善でむくみの解消
循環系の改善は、かなり重要ですね。血管関連の病気は食事の改善だけでなく、筋膜リリースを用いて改善を図るという研究を行っている施術者もいらっしゃいます。
筋膜リリースが糖尿病に効果があったという研究などもあるそうで、確かに筋膜の癒着が剥がれて、体液の循環が改善されれば、身体に良い結果が生じることは十分考えられます。
筋膜のクモの巣状のネットワーク
筋肉は、筋原線維は筋内膜に包まれ、それがいくつかの束になります。
そして、それが筋周膜に包まれて筋線維と呼ばれるものになり、その筋線維の束が、また、さらに筋上膜に包まれてさらに筋外膜に包まれます。
筋肉が特定の形をもって存在しているのは、筋膜によって区画整理されているからです。
筋肉に限らず骨や内臓なども膜組織によって定位置に安定している状態です。
身体は、3Dのクモの巣状の膜のネットワークで形成されているのです。
解剖学に長けている施術者であれば、あるほど、その施術の精度は高くなります。
しかし、一般レベルでも、どこにアプローチしているのかを意識することで、それなりに効果が期待できる手技なので、やってみる価値はあります。
浅筋膜と深筋膜
体表より、表皮、真皮、皮下組織と層が続き、その深層に浅筋膜が皮下組織を裏打するように存在しています。
そのさらに深層は、深筋膜で、これは筋肉を包んでいる膜になります。
浅筋膜と深筋膜は本来、滑走性を有している部位なのですが、何らかの原因で癒着することが在ります。
癒着が起こると筋肉の正常な収縮が難しくなり、筋出力が低下したり、身体の関節可動域が制限されたりします。
タイトなジーンズをはいたときの状態を想像していただくと、分かりやすいと思います。
ピチピチのジーンズをはいたときは服と身体の隙間がなく、身体が中で自由に動くことができない状態になります。
筋膜リリースはこのような状態を改善することができる手技なのです。
簡単な筋膜リリースの方法
皮下組織を裏打するように浅筋膜が存在しているので、脂肪体をつまむようにしてずらしていくことでも浅筋膜と深筋膜の癒着を剥がすことができます。
これを「脂肪帯リリース」と異なる呼びかたをすることもあります。
脂肪帯リリースは、効果がありますがちょっと痛いのが難点です。私も脂肪体リリースの講座の後、しばらく痛かったです(笑)
その他の方法は、手のひらや拳や肘で垂直に圧をかけたまま、平行にずらすというものがあります。
特定の筋肉を狙ったり、その筋肉と隣接する筋肉を分けるようにしたり、大まかに広い範囲で行ったりいろいろな用い方があります。
写真は肘から尺骨を用いた臀筋群のリリースです。イタ気持ちいい刺激です。
臀筋群のリリースで股関節がグルングルン回るようになります。
整体の方法はいろいろありますが、今回は今話題の筋膜リリースについてご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
代表 岡田雅昌
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