「立つと踵が痛い症状の原因」足底筋膜炎・足首の不調のストレッチの方法 ‐ 横須賀整体スタジオ|背中のハリ・腰痛に効く整体院
最終更新日 2021年07月30日
横須賀整体スタジオの岡田雅昌です。
かかとを床につくと痛むことがあります。
特に朝の起きがけは足がつけないぐらいのときもあるようです。
この症状は、足底筋やふくらはぎの筋肉の過緊張などが原因の一つと考えられます。
自己整体(セルフケア)としては、足裏をテニスボールでほぐしたり、ふくらはぎのストレッチ、そして「つま先上げ」という操体法によるものがあります。
踵の痛みと足底筋膜炎(足底腱膜炎)
足底筋群は、ランニングやダンスなどでオーバーユースすることで、炎症を起こすことがあります。
それがいわゆる足底筋膜炎で足のアーチが下降している偏平足に特に起こりやすいようです。
足底筋膜炎は主に土踏まず付近の足裏の痛みが特徴となります。
偏平足気味の場合はこの部位の痛みが多いとようですが、ハイアーチなどではもう少し外側に移動するか別の部位に負担がかかりことが考えられます。
踵の痛みとふくらはぎの筋肉の張り
足底筋群の多くは踵から始まっています。足底筋群の過剰な緊張が踵に伝わり、その異常なテンションにより痛みを引き起こすことになるのです。
さらに踵にはアキレス腱が付着しています。
アキレス腱はふくらはぎの筋肉の腓腹筋とヒラメ筋の腱にあたりますので、ふくらはぎの筋肉の張りが踵に異常なテンションをかけて、こちらも痛みの原因ともなっていることがあるようです。
つまり、踵は、足裏とふくらはぎの筋肉の両方に引っ張られて、大変な状態となっているのです。
踵の痛みと関節のズレ
下は足底筋群、上はふくらはぎの筋肉群に引っ張られている踵の骨は、上下の筋肉群の牽引力のベクトルによって前方に押し出されることになります。
足首には、足根骨といって7個の骨で構成されています。
その内、足首を構成している骨が距骨という骨で、踵の骨の上にのっています。この距骨はつま先を上げる動きで、後方にずれてつま先を下げる動きで前方にズレるような関節運動を行います。
踵に痛みがある場合、つま先をあげる動きの可動性が制限されていることがほとんどです。
これは、前述した通り骨の位置が前方にズレているので、関節運動が正常でなくなっているからです。
この骨のずれを治すには、足底筋群とふくらはぎの筋肉をストレッチやマッサージ、筋膜リリースでリリースしていくことが必要です。
踵の痛みの整体・セルフケア方法
足底筋群のリリース
足裏を手の第二関節の角をつかって、つま先側から踵に向かって、皮をなめすように施術します。
この手技自体が痛い場合もありますので、その時は別の方法を行ってから、改めて行ってみましょう。
ふくらはぎの筋肉のストレッチ
階段などの段差で、つま先上げ状態になるようにしてストレッチします。
軽度の踵の痛みも場合は、このストレッチで結構、軽減しますが、重度の場合、このストレッチも痛いことがあり、その場合はこの次の方法をまず、行ってみてください。
つま先あげ操法
操体法の基本操法の一つです。
仰向けで寝た状態で、両膝を立てます。
パートナーがいる場合は、痛い側の足の甲に手で抵抗をかけてもらい、受け手はつま先をほんの少しあげます。
パートナーがいない場合は、反対の足を、やる側の足甲にのせて抵抗とします。
ポイントは、上がっているかいないか分からないぐらいの小さな動きで行うことと、足指ではなく、足首だけ動かすことです。
足首の角度によっては、踵が床に当たって痛む場合がありますので、その辺は痛くないように調節しても構いません。
操体法は、コツがつかめるまで少し難しく感じると思いますが、実際に操法が決まると「こんなに軽い刺激で変わるの?!」とビックリするぐらい効果がでますので、いろいろ工夫してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ご無沙汰して居ります⁉︎
このところ少し体調を崩しておりまして⁉︎
また、近いうちにストレッチ、参加したいと思っております。
ありがとうございました。
こんにちは。
そうでしたか、最近いらっしゃらないので
心配しておりました。
セルフケア体操教室はいつも通り、月・水・金の10:00~
行っています。
ご参加をお待ちしております。
ありがとうございました。
横須賀整体スタジオ 岡田