肩甲骨の内側痛を改善するには〇〇をこする?
肩甲骨の内側痛を軽減する
肩甲骨の内側に痛みが出る場合があります。
大抵、手が届かないので壁やイスなどの出っ張り部分にコリコリ背中を押し当てたくなるような症状です。
患部を直接、マッサージして解消する場合はまだいいのですが、酷くなるとギックリ背中のようになって、体をねじる事ができなくなり、さらに深呼吸もできなくなります。
このような厄介な状態になる可能性のある肩甲骨の内側痛ですが、
一般的な解消法としては、大胸筋(胸全体に広く付く)、小胸筋(大胸筋の深層)、前鋸筋(ぜんきょきん‐肩甲骨下のギザギザした筋肉)
などの胸の筋肉のストレッチがあげられます。
背中ではなく胸のストレッチが効くのは猫背姿勢により胸の筋肉達が短縮してしまい、肩甲骨の内側の筋肉が自然な長さよりも引き伸ばされた状態を強いられていることが、この背部痛の原因の一つだからです。
単純にカラダの前後の筋バランスが原因の場合はストレッチで十分、症状の改善が得られます。
しかし、これ以外の原因も肩甲骨の内側の痛みには考えられます。
それは胃や肝臓などの疲れで左の肩甲骨の内側は胃、右は肝臓と言われています。胃や肝臓の疲れは飲食だけでなく精神的なストレスからも影響をうけます。
外因的なストレスは環境に依存しますので、すぐに変えることは難しいと思いますが、カラダのバランスを常に適切に整えることで、簡単には体調が崩れないようにすることはできます。
ストレッチと合わせて行いたい方法があります。
頭蓋骨と全身の対応
肩甲骨の内側痛について色々と解説してきましたが、ここでもう一つの視点をご紹介したいと思います。
それは、頭蓋骨と全身の対応部位についてです。
足ツボが全身に対応していることは良く知られていますが、頭の骨もそれぞれ対応している部位があります。ここでは簡単に主要な四つ部位の骨についてご紹介しておきます。
- 後頭骨―仙骨
- 側頭骨―腸骨
- 前頭骨―お腹
- 頭頂骨―背中
このように頭蓋骨と骨盤は密接に対応していますので、腰痛など下肢の症状のときも頭へのアプローチが功を奏することがよくあります。
この対応部位にあるとおり、頭頂骨が背中に対応していますので、この辺りにアプロ―チすると肩甲骨の内側痛に変化がでます。
肩甲骨の内側痛のための頭頂骨のセルフケア
やり方は、超~簡単です。
「四指の指腹で頭頂骨を全体的にコリコリと左右に擦ります」
動画で説明しています。お時間がある方はこちらをご覧ください。
膨らんでいるところ、凹んでいるところ特に痛いところなどあると思いますが、イタ気持ちいいぐらいの加減でコリコリやっていただくと背中がフワッと柔らかくなります。ぜひお試しくださいね~
最後までお読みいただきありがとうございました。
代表 岡田雅昌
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