肩甲骨の内側痛改善は〇〇をこする? ‐ 横須賀整体スタジオ|背中のハリ・腰痛に効く整体院
横須賀整体スタジオの岡田雅昌です。
この記事では、肩甲骨の内側痛(背中のハリ)の解消方法について、解説しています。
実は、頭のてっぺんが硬くなると、肩甲骨の内側も硬くなってきます。
詳しくは、記事をご覧ください。
肩甲骨の内側痛を軽減する
肩甲骨の内側に痛みが出る場合があります。
大抵、手が届かないので壁やイスなどの出っ張り部分にコリコリ背中を押し当てたくなるような症状です。
患部を直接、マッサージして解消する場合はまだいいのですが、酷くなるとギックリ背中のようになって、体をねじる事ができなくなり、さらに深呼吸もできなくなります。
このような厄介な状態になる可能性のある肩甲骨の内側痛ですが、
一般的な解消法としては、大胸筋(胸全体に広く付く)、小胸筋(大胸筋の深層)、前鋸筋(ぜんきょきん‐肩甲骨下のギザギザした筋肉)などの胸の筋肉のストレッチや筋膜はがしがあげられます。
大胸筋は、上腕骨から放射状に胸に付く筋肉で、鎖骨部・胸肋部・腹部の3つに分けられます。
まず、大胸筋をストレッチしてみましょう。
胸のストレッチ方法
壁に手をつき固定して、胸を広げます。壁に付く手の高さを変えることで大胸筋の伸びる部位が変わります。
30秒~1分ぐらい保持を数回、繰り返すと良いです。
大胸筋や脇の下周囲の筋膜が硬くなっていた場合、ストレッチ中に手がしびれてきたりすることがありますが、しばらく待っていると、血液循環が快復して、しびれも治まってきます。
ストレッチ後、腕を下したときに手の先のほうがポカポカ暖かくなってきたり、スーッと軽くなったりします。
背中ではなく胸のストレッチが効くのは猫背姿勢により胸の筋肉達が短縮してしまい、肩甲骨の内側の筋肉が自然な長さよりも引き伸ばされた状態を強いられていることが、この背部痛の原因の一つだからです。
単純にカラダの前後の筋バランスが原因の場合はストレッチで十分、症状の改善が得られます。
しかし、これ以外の原因も肩甲骨の内側の痛みには考えられます。
それは胃や肝臓などの疲れで左の肩甲骨の内側は胃、右は肝臓と言われています。胃や肝臓の疲れは飲食だけでなく精神的なストレスからも影響をうけます。
外因的なストレスは環境に依存しますので、すぐに変えることは難しいと思いますが、カラダのバランスを常に適切に整えることで、簡単には体調が崩れないようにすることはできます。
ストレッチと合わせて行いたい方法があります。
肩甲骨の内側と頭蓋骨の関係
肩甲骨の内側痛(背中のハリ)について色々と解説してきましたが、ここでもう一つの視点をご紹介したいと思います。
それは、頭蓋骨と全身の対応部位についてです。
足ツボが全身に対応していることは良く知られていますが、頭の骨もそれぞれ対応している部位があります。ここでは簡単に主要な四つ部位の骨についてご紹介しておきます。
- 後頭骨―仙骨
- 側頭骨―腸骨
- 前頭骨―お腹
- 頭頂骨―背中
このように頭蓋骨と骨盤は密接に対応していますので、腰痛など下肢の症状のときも頭へのアプローチが功を奏することがよくあります。
この対応部位にあるとおり、頭頂骨が背中に対応していますので、この辺りにアプロ―チすると肩甲骨の内側痛に変化がでます。
肩甲骨の内側痛のための頭頂骨のセルフケア
やり方は、超~簡単です。
「四指の指腹で頭頂骨を全体的にコリコリと左右に擦ります」
動画で説明しています。お時間がある方はこちらをご覧ください。
膨らんでいるところ、凹んでいるところ特に痛いところなどあると思いますが、イタ気持ちいいぐらいの加減でコリコリやっていただくと背中がフワッと柔らかくなります。ぜひお試しくださいね~
最後までお読みいただきありがとうございました。
代表 岡田雅昌
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