自律神経失調症のメンタルケア‐自覚法と鏡の法則 ‐ 横須賀整体スタジオ|背中のハリ・腰痛に効く整体院
鏡の法則
月をみて、美しいと感じたり、あるいは悲しいと感じたり、想うことは一人一人異なります。これは、月が美しいのでもなく、悲しいのでもなく、自分の心が美しく、そして悲しいのです。
外にみる世界は、自分の心の映しなのです。
人間は、目で見たものを過去の経験からくる価値観から判断したり、そのときの感情を投影したりしています。つまり、対象物をそのものとして見ることを行っていることは、ほとんどないのです。
同じ出来事、人物、動物、植物、空や雲などを見たとしても、100人いれば、五感の感性とその時の感情や価値観の違いで一人ずつ異なる世界をみていることになります。
世界が辛く苦しく醜さに満ちていると思っている人は、そのような世界をみるし、世界が楽しく明るい美しさに満ちていると思っている人は、そのような世界を見るのです。
このように見ていくと、外の世界がどのように見えるか、どのように感じるか、自分の内面を見つめることで自分がどのような思考をしているかを発見することができることになります。
この法則で考えると、誰かがアナタに「アナタは明るい人ですね」といったとしたら、それは「自分は明るい人なんだ」というセルフイメージを持っていて、それを他人に言わせているということになります。
逆に「あなたは暗い人ですね」と言われたら、自分で自分を「私は暗い人なんだ」と評価していることになります。
通常は周りの人達の評価で、自分の性格が決められているように見えますが、実は逆で自分をどういうふうに見るかで、他人にどうみられるかが決まるのです。
これを「鏡の法則」とよびます。
こんなことが経験的に分かってくると、外の現象を変えていくには、まず自分が変わればいいんだということが実感できてくると思います。
でも、この自分の見方を変えるということが、難しく感じることもたくさん起こります。それは、自分の価値観が絶対で、これは譲ることができないというときです。
しかし、それも過去の経験からの特定の反応パターンでしかないのです。
物事はいろいろな角度に見ることができるほうが選択肢が広がり、より自由で楽になると思いますので、日々の自分の反応に目を光らせてみると、良く考えてみるとつまらない価値観に縛られていたということが分かるかもしれません。
自覚法‐無意識のレッテル張りとストーリー妄想に気がつく
人間は外の出来事に対して、すぐにレッテルを貼り、ストーリーを思い描き始めます。
物事を肯定的に捉える癖のある人は、肯定的なストーリーを描きますし、いつもネガティブな人は、否定的な妄想で頭をいっぱいにしてしまいます。
私たちは問題を自分の頭で作り上げては悩み、それを解決するストーリーを楽しんでいるかのようです。 しかし、これらのストーリーは何れにしても、虚構でしかないので幾通りにも見方を変えることができます。
そのようなことから同じ出来事が、人によって楽にも苦にもなるわけです。
レッテル張りは、自分の価値観の反映でしかないので、物事そのものを見ることはできずに、常に偏見でみることになります。
そして、これらは無意識な反応として起こるので自分の思考を見つめようと試みない限り、このパターンから抜け出すことはできないのです。
ですから、この自分の思考を見つめるということを行うと、今までの無意識の反応の癖に気がつくことになり、もうその反応は癖ではなくなります。
気がついてもまだ、その反応をしてしまうようでしたら、それはその反応を自ら選択しているということになります。
どうしても違った反応をすることができないという事柄には、強力なレッテル張りにより、ブロックされた状態であるので、一つひとつ丁寧に思考を観察することが必要かもしれません。
通常は、とてもネガティブな出来事に直面したときに、どっぷり悩みモードに浸ると思いますが、「思考を見つめる」ということをすると、そのネガティブな出来事に対する感情を客観視するような状態になります。
そうすると心にすこし隙間ができたように感じることができて、次第に悩みが自分そのものになって感情に浸りきってしまう時間が短くなってきます。
このプロセスが進んでくると、感情を生み出している本当の自分に気がつき、自分の感情を選択することができることに気がつく段階になります。
現状はどうあれ、どのような感情を選ぶのか?それともただ過ぎ去るのを静観するのか?自分で決めることができるようになってくると本当に自由に楽々悠遊と生きていけるのではないでしょうか。
私はそう在りたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
代表 岡田雅昌
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