四十肩・肩痛のための骨の操体法と圧痛操法 ‐ 横須賀整体スタジオ|背中のハリ・腰痛に効く整体院
四十肩・五十肩などの肩の痛みや違和感は、肩周りだけでなく前腕の骨がずれているからかもしれません。
この記事では、肩の不調に対するセルフケアをご紹介いたします。
橈骨と尺骨の骨の操体法
前腕は二本の骨で構成されていて、それぞれ橈骨、尺骨と呼ばれています。この二本の骨があるお陰で、手をひねる動作が容易にできるようになっています。
肩に違和感がある場合、この橈骨と尺骨のずれが原因となっていることが良くあり、このずれを調整すると肩周囲の筋肉の機能低下が改善されて、腕が挙がりやすくなります。
では、どのようにずれを治せばよいのでしょうか?
それは結構簡単です。
二本の骨を束ねて圧縮するように関節に圧をかけるのです。
少し専門的になりますが、橈骨と尺骨は手首のほうと肘関節のほうに、合計二つの関節でつながっています。手首のほうは「下橈尺関節」肘の近くは「上橈尺関節」と呼ばれています。
この上下の関節を圧縮するには手首を握ったり、肘全体を包むように握ったりすればOKですが、力任せにギュウギュウ、ニギニギするのではなく、フワッと柔らかく包み込むようにすることが大切です。
このような握り方をすると、そこには安心感とともに気持ちよさが感じられると思います。その感覚が操体法でいうところの原始感覚の「快」なのです。
動画でも解説しています。
やり方は映像のほうがわかりやすいと思いますので、お時間のある方はぜひご覧ください。
もう一つ、見た目は似ていますが心地よい痛み(快痛)をつくって行う方法があります。
圧痛操法
圧痛操法とは、ツボ押しのイタ気持ちよさ(快痛)を味わうことで、自然治癒力を高めて全身の調和のバランス調整を行うものです。
自然治癒力は、気持ちよさを味わっているときに働きます。
つまり気持ちよさで治るのです。
それでは、圧痛操法をやってみましょう!!
圧痛操法のやり方
肩の違和感や痛みがある場合、つい肩に手が行きますが痛いところはそっとしておいて触らないほうが良いです。
それではどこを施術するの?と思うと思いますが、実は、施術部位は手や前腕や足首の内側など患部から離れたところになります。
「圧痛操法の施術部位は手や前腕や足首」
手や前腕は、分かるけど足首まで関連するとは、信じられないかもしれません。
しかし、イタ気持ちよさを味わうことで自然治癒力が働くという反応が全身的に起こるので、実は刺激するところは身体のどこでもいいのです。
「気持ちよさで治ります」
どこでもいいというと混乱していまうので、今回は2つの部位についてご紹介いたします。
前腕で圧痛操法
1つ目は、前腕の肘の近くの〇(まる)のついている部位になります。
この前腕のあたりを、イタ気持ちよさがあるところを探して、押さえてみてください。
押さえ方としては、指先にぐりぐりではなく、指全体で面積を広く当てるようにしたほうが、ポイントを見つけやすいと思います。
つい強く押さえたくなりますが、押さえる強さよりも、指を当てる角度や上に持ち上げるようにとか、下に下げるようにとか、押さえる方向を工夫してみると思ったよりも軽い圧で、イタ気持ちいい感じになることが分かると思います。
すねの骨で圧痛操法
2つ目は、〇(まる)のついている足首の内側あたりのすねの骨になります。
足首のほうも、イタ気持ちいいように骨に向かってやってみたり、角度や位置を変えて押える感じで良いのです。
または、すねの骨から筋膜をはがすようなイメージで、皮膚をずらすような圧を入れてみても良いです。
どちらにしても気持ちよさを味わうとカラダが調整されますよ~。
五十肩に圧痛操法の動画
実際にやっているところを動画に撮りました
どのようにやるかは動画のほうが分かりやすいと思いますので、お時間がある方はどうぞご覧ください。
こちらの動画では、前腕のやり方のみです、足首はまた次回撮りますので、少々お待ちください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
代表 岡田雅昌
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